2014年2月2日日曜日

スイッチの種類について(いわゆる○軸)

簡単なまとめ。
多くのメカニカルキーボードではチェリー社(Cherry)のMXシリーズというスイッチが使われています。形状、スイッチの特性など数種類がありますが、大きく分けて5〜6種類、軸部分に使われている色で区別されています。軸の色によってキーの打鍵感が変わります。

また一般的にスイッチのメカニズムはリニア、クリック、タクタイルの3種類。

リニア:押し込みの距離に比例して反発力が強くなる。(単純なバネのイメージ)
クリック:スイッチのオンオフがはっきりしている。音は大きめ。
タクタイル:一定の押込量を超えると反発が弱くなり、感覚的にスイッチオンがわかる。

黒軸

作動力:60g
メカ:リニア
ストローク:2mm(底まで4mm)
適度に重い押し下げ圧でミスタイプを防げる。
重すぎると言う人もいる。
押下と押上の作動位置が同じためダブルタッピングしやすい。
タクタイルに比べて寿命が長い。





白軸(クリア)

作動力:55g
メカ:タクタイル(大きめ)
ストローク:2mm(底まで4mm)
タクタイル機構によって入力の成否判断に容易。
押下と押上の作動位置が同じためダブルタッピングしやすい。
長時間タイプするには重すぎると言う人もいる。
リニアに比べて寿命が短い。


青軸

作動力:50g
メカ:タクタイル(クリック)
ストローク:2mm(底まで4mm)
打鍵音が心地よく、音が入力の成否判断に役立つ。
リニアに比べて寿命が短い。


茶軸

作動力:45g
メカ:タクタイル(控えめ)
ストローク:2mm(底まで4mm)
比較的軽いので長時間タッピングしやすい。
押下と押上の作動位置が同じためダブルタッピングしやすい。
タクタイルが控えめなためわかりづらい。
リニアに比べて寿命が短い。


赤軸

作動力:45g
メカ:リニア
ストローク:2mm(底まで4mm)
タクタイルに比べて寿命が長い。
押下と押上の作動位置が同じためダブルタッピングしやすい。
軽すぎると感じる人もいる。



黒灰色系

作動力(スーパーブラック):150g 黒軸の重いやつ。
作動力(リニアグレー):80g
作動力(タクタイルグレー):80g
作動力(クリックグレー):150g

、白(クリアじゃない方)

作動力:80g
メカ:タクタイル(クリック)
緑軸は青軸を固くしたイメージだそうで。
白軸(クリアじゃない方)は緑軸をソフトにした感じ。

1g=1cNで簡易に計算してます。









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